年間マーケティング計画が「予算要求」と見なされる理由
年間マーケティング計画は、その名称が何であれ、予算要求として読まれます。意思決定者は、予算を何にどれだけ配分するかを判断します。そのため、事業目標と紐づかない活動を羅列しただけの計画では、要求額を下回る承認しか得られないでしょう。
マーケティングリーダーは、戦略が単なるスプレッドシートに還元されるこの見方を嫌うことが多いですが、しかし、その抵抗こそが、戦略をスプレッドシートに還元させてしまう原因となるのです。自らの成功指標を明記した計画は、評価方法をコントロールできます。そうでない計画は、財務担当役員が既に追跡している指標で判断されます。公開版から除外すべきは、過去のチャネル別パフォーマンスです。社内の顧客獲得コストやコンバージョン率は競合情報であり、動画ではなく、付録に記載すべき情報です。
この計画は、計画がもたらす事業成果について、ターゲット層、チャネル戦略とその選択理由(2シーン)、キャンペーンカレンダー、年間予算配分、計画の評価指標、そして意図的に行わないこと、の8つのシーンに凝縮されています。

