シード投資家が実際に判断していること
シード投資家が判断するのは、市場規模の大きさではなく、「このチームがこの課題を解決するのにふさわしいか」です。市場規模は確認事項ですが、チームと独自のインサイトこそが評価の対象となります。最初の3スライドを市場に費やすピッチは、確認事項には答えていますが、最も重要な評価ポイントを後回しにしていることになります。
このような構成の逆転は、シードデッキで最もよくある構造的誤りです。市場に関するスライドは作成が容易なため、内部からはその誤りに気づきにくいでしょう。一方、インサイトは明確に表現するのが難しく、投資家がデータベースから得られない唯一の情報です。また、画面に表示すべきでないのは、オファーや将来のコミットメントを構成するものです。評価額、条件、予測されるリターンは、弁護士との話し合いで扱うべきであり、安易に転送されうるビデオに入れるべきではありません。
ピッチは9つのシーンで構成されます。特定の人物が経験する課題、他者が見落としていたインサイト、解決策、具体的な数字で示すトラクション、ビジネスモデル、見出しではなく結果として捉える市場、競合、チームとその強み、そして資金調達の要請です。

