リスクレジスターに記載すべき内容
リスクレジスターは、まだ発生していない事柄を記録します。各項目には、イベント、その原因、費用、発生可能性、担当者、そして対策の6つを記載します。一度発生した項目はリスクではなくなり、課題として別の場所で追跡されます。
この境界線こそが、ほとんどのリスクレジスターが形骸化する原因です。レビューされる文書であるため、課題がリスクとして記録され、リストは肥大化し、2ヶ月もすれば懸念事項と事実が混在した記録となり、誰も読まなくなります。チーム間で共有されるモジュールではなく、ファイルに保管すべきは、商業的に機密性の高い情報です。具体的には、サプライヤー名、契約上の違約金、内部コストの露出などは、プロジェクトファイルに留めるべきです。
このレジスターは7つのシーンで構成されています。リスクと課題の区別、具体的な行動につながる項目の書き方(2シーン)、発生可能性と影響、そしてスコアリングよりも議論が重要である理由、担当者の重要性(担当者がいないリスクは単なる飾りである理由)、対応の種類、そしてレジスターを機能させ続けるためのレビュー頻度について解説します。

